トライアンフのクルーザー「THUNDERBIRD COMMANDER」について2分で学ぶ

ボンネビルに代表される、バーチカルツインの英国車然としたスポーツモデルがイメージの強いトライアンフだが、昨今のクルーザーブームのニーズに応え、新たなモデルが次々とリリースされているのはご存知だろうか? そこで今回はトライアンフのクルーザーモデル「サンダーバード・コマンダー」を紹介しよう。安易に他社のクルーザーを模倣したのではなく、随所にトライアンフらしいオリジナリティーが盛り込まれていることがわかることだろう。

 

従来の英国車のイメージとは一線を画する野心作

THUNDERBIRD COMMANDER 車両本体価格 1,840,741円

クラシカルなタンクやフェンダーデザインによって大排気量のアメリカンクルーザーとしてのたたずまいを見せるコマンダー。従来の英国車のイメージとは一線を画する新境地を切り開いた野心作といえようが、エンジンは独自の水冷並列2気筒 DOHC 8バルブ(1699cc)を搭載するなど、そこにしっかりとトライアンフらしいカラーが反映されているのはさすがといえよう。マシンのパワフルなパフォーマンスを象徴するダブルヘッドライトのインパクトも抜群だ。

クルーザー然としたステップボードがロングツーリングにおいてもリラックスしたライディングを約束し、タンクオンメーターやシート等、各エクステリア類もオーナーの所有感を満足させるゴージャスな作りとなっている。

元々、サンダーバードストームをベースにした1,699ccエンジン搭載車だが、クルーザーとしてのキャラクターを色濃くするために、スチール製バックボーンフレーム、スイングアーム、前後サスペンションなどは新設計されている点にも注目したい。

 

トライアンフモーターサイクルジャパン

http://www.triumphmotorcycles.jp

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