今回は、上半期で最も反響のあったカスタムバイクをランキング形式で発表!
一体どのカスタムショップの車両が1位に輝くのか。それではさっそくTOP10の後半、第5位から、栄えある第1位までの発表をしたいと思います。
5位:ROUGH CRAFTS
厚みや重さを感じさせるフォルムや威厳のある風格から、ただ者ではない気配を放っているこちらのマシンは、台北を拠点に活動し日本のバイクシーンでも大活躍しているラフクラフツが手掛けたもの。オリジナルのヘッドライトをはじめとし、エンジンカバーやマフラー、果てはプーリーディスクに至るまで同点がワンオフで製作したものなのだ。
特筆すべき点と言えばダイナフレームのエンジンマウント部のみを残し、ビレットを用いてモディファイしたフレームとデザイニングに優れたガーターフォークではないだろうか。とは言え、このマシンの基本的な部分を除く80%以上が、フルスクラッチビルドによって生み出されているのだから驚きである。性能やビジュアルに特化したパーツ製作の技術や、アイディアが豊富なラフクラフツから今後も目が離せない。
4位:SKULL MOTORCYCLE
ビームタイプのライトが2発セットされ、ストリート感を演出。Zバーやエアダクトがインパクト大なタンク(正確にはエアクリカバー)、さらにワイドなリアタイヤをむき出しにするシート、ワンオフリアフェンダー、ワイドなスラッシュカットマフラーなどなど、個性的なパーツで仕上げている。実にハードコアなV-RODである。
3位:SUN MOTORCYCLE
あえて派手なペイントワークは避けて、随所にセットしたビレットパーツの輝きを、より引き立てた大人のバガースタイル。
PM製のエアクリーナーでエンジンにアクセントをプラスし、オープンプライマリーにすることで、メカニカルさの造形美を魅せる。イヤミにならない程度のギリギリのラインで攻めたカスタムが流石の一言。夜の街が似合いそうなジェントルなマシンに仕上がっている。
2位:Third Eye
非常に凝ったカスタムペイントが施されているウルトラは、ご存じサードアイがデザイン&ペイントを施したもの。派手なデザインながら、シックさを漂わせているのは、オーナーを意識してペイントした表れなのだという。
ホワイトとクロームのコントラストが美しいハンドル廻り。CVO純正フロントフェンダーを流用して装着。極太のエンドが迫力のワンオフマフラーが装着されるなど、流れるようなデザインとなっている点に注目したい。吸排気を換えて、エンジンは103ciにボアアップされているとのことだから、見た目にも負けない走りが可能だろう。デザインと走りを併せ持つFLTCU。大人の愛車とはかくありたい。
1位:RUNS MOTORCYCLES
W&W製のスプリンガーとリジッドフレーム、そしてショベルヘッドモーターの組み合わせで仕上げられた、世界に一台のショーコンディションマシン。
前後ホイールはPM製のカンツァーコントラストをセットし、タンクやフェンダー、そしてマフラーといった主要パーツは、ホイールのその迫力に負けないくらいのインパクトで形成されている。まさに、ワンランク上の一台だ!
いかがだったでしょうか。全体的にハーレーカスタム勢が強く、しかもバガーカスタムが目立ちましたね。
今後定期的にランキングを行ってまいりますので、お楽しみに〜!