BMWのストリートファイター「G310R」は中型免許でも乗れる!【東京モーターサイクルショー2016】

先日、行なわれた「東京モーターサイクルショー2016」でBMWモトラッドも新型モデルをアンベールしたというので、その模様をレポートしてみよう。

 

会場を訪れた記者は困惑した

BMWモトラッドブースを訪れた記者は困惑していた。というのも、BMWモトラッドブースでは、コンパニオンの撮影は禁止だと言われたからだ。…これでは何をしに来たのかわからないじゃないか! という憤りや義憤に駆られていたところ、ベールに包まれたバイクを発見。せめてこの新型の写真だけは撮ろうと、待っていた次第である。

 

ベールに包まれた新型とは?

ベールに包まれていたのは、1,000cc前後の高級ビッグバイクではなく、排気量313ccのコンパクトなストリートファイターだというではないか。実にBMWらしからぬチョイスに思えたが、2016年は大型だけでなく、中型免許市場も開拓していくということなのだろう。

 

「G310R」

なるほど、事前情報通りのストリートファイターだ。その名も「G310R」。ストリートファイター「S1000R」を彷彿とさせる一台だ。小型フロントカウルと低めのバーハンドルが特徴的である。

全長1,988×全幅896×全高1,227mm。車両重量は158.5kgと軽量で、シート高も785mmと、足着き性も良さそうだ。まさにエントリーユーザー向けのバイクといえるだろう。

 

エンジンは水冷4ストローク単気筒

エンジンは水冷4ストローク単気筒で、排気量313cc。最高出力34ps / 9,500rpmとなっている。

エンジンのマウントが、通常と逆になっている点が特徴で、シリンダーやクランクケースなどの重たい部分を前方へ置き、フロントタイヤへの荷重をアップすると同時に低重心化も実現する。これにより、ハンドリング性能をアップさせているのだという。

さて、この「G310R」だが、残念なことに現時点では発売予定、価格ともに未定だという。明らかになり次第、続報をお届けしよう。

次の記事も読む