ポラリスの「スリングショット」がオートバイからかけ離れ過ぎる!

ポラリス…と言ってもあまり通じないかもしれないが、現行インディアンの親会社と言えばわかりやすいだろうか。

アメリカ、ミネソタ州に本拠地を置くポラリス・インダストリーはオートバイ部門にも大きく力を入れており、その一環が、インディアンの買収だったりもするわけだ。そのポラリスが力を入れているオートバイ部門の中でも、ユニークなマシンの2016年モデルが発表されたので紹介したい。

 

前2輪、後1輪、二人乗りのトライク「スリングショット 」

ポラリスが発表した「スリングショット」は、自動車用ハンドルとアクセルペダルがあるが、分類ではオートバイとなるようだ。前2輪、後1輪、二人乗りのトライクである。

 

オートバイ感覚はほとんどない

コックピットを見てもわかるようにオートバイ感はゼロである。ハンドルはステアリングホイールだし、ナビも普通についている。ギアもクルマのそれだ。クルマ感覚…というよりは、クルマそのものと言ってもいいだろう。しかし、トライクなのだ。

 

スリングショットのスペック

エンジン:2.4リットルDOHCエンジン

変速機:5速マニュアルトランスミッション

フレーム:高強度鋼スペースフレーム

ブレーキ:ABSディスクブレーキ

懸架方式:スウェイバー付きダブルウィッシュボーンフロントサスペンション

乗員:2名

価格:SLINGSHOT $ 21,199(約239万円)

価格:SLINGSHOT SL $ 25,199(約286万円)

価格:SLINGSHOT SL LE $ 26,199(約296万円)

SLINGSHOT(2016年)

SLINGSHOT SL(2016年)

SLINGSHOT SL LE(2016年)

現在、3つのグレードが用意されている「スリングショット」。一番グレードの高い「SL LE」を選択すると300万円近くかかってしまうが、スーパーセブンを買うと思えば、ライトウェイトスポーツカーを買うと思えば、安いのかもしれない。それでは、実際に「スリングショット」の動画をご覧になっていただこう。

 

見れば見るほどオートバイ感覚からは遠ざかって行く「スリングショット」。しかし、オートバイとはまた別の魅力に溢れていることもまた事実である。

 

参考 – Youtube : 2016 Polaris Slingshot – Review and Road Testホワイトハウスオートモービル

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