排気量250ccを超えるバイクには2年ごとに車検を受ける義務がある。当サイトを読んでいる方の愛車など、そのほとんどがカスタムされていることだろう。
2年に1度、ノーマルに戻して受ける車検は面倒なものだ。しかし、意外と知られていないがカスタムをしていても車検を通ってしまう可能性があるので紹介しよう。
1:高いハンドルへの変更
一見するとダメそうに思えるカスタムだが、構造変更をきちんとすることで意外とOKとなる場合がある。しかし、ロボハン等の鋭利なハンドルはNGの可能性がある。幅2センチ、高さ4センチ以内であれば構造変更の必要もないぞ。
2:ロングフォーク
ハンドルと同様、派手な割には構造変更をすれば何センチ伸ばしてもOKというロングフォーク。3センチ以内であれば構造変更をしなくて大丈夫とのことだ。
3:フロントフェンダーレス
フロントフェンダーをハズすカスタムも、見た目は派手だが車検ではなんの問題もない項目となる。しかし、フェンダーを外したことで、フロントフォークがねじれる場合があるようだ。車検以前の問題だ。
4:キャブレターの変更
キャブレターを社外品に変更しても何の問題もない。ただし、ファンネル仕様は完全にOUTとなる。エアクリーナーは必ず装着すべし。
5:メインキーの移設
メインキーを移すカスタムも、車検では素通りとなる。どこに移設しても何の問題もないということだ。
6:スイッチ類の移動
メインキーに続き、スイッチ類も移動可能。社外品に交換しても大丈夫だ。ただし、どれがどのスイッチなのかを記すことは必要だ。その表記がないと車検を通らない可能性大。
この知識だけでもユーザー車検を受けられそう
意外なことに上記した6項目に関しては車検を、ほぼそのまま素通りできるのだ。この知識さえあれば、愛車をノーマルに戻す事なく、ユーザー車検もやれそうな気がする。しかし、信用のおけるショップがあるのならば、そちらにお任せしたほうが無難かもしれない。