荒い渋さを残しながらも洗練されたボバースタイルの「1941 EL」

宮崎県宮崎市の「アゲハ・ワークス」が製作した今回のマシンは、ナックルヘッドエンジンを搭載した1941年のELをベースにしたボバースタイル。もちろん、70年以上前のバイクなので、すべてにおいてリフレッシュされており、その走行性能は現代の日本の交通事情にもおいても十分に発揮されるまでリビルドされている。

 

50年代のストリートレーサー

スタイルは50年代のストリートレーサー。大柄なフロントフェンダーは外され、リアフェンダーはワンオフで製作された軽快なものに換装。通称カニ足ライザーと呼ばれるビンテージパーツを使用したハンドルまわりや、スーペリア製のマフラーチップも注目したいポイント。

また、ホイールはリアは18インチ、フロントは19インチとコンバートされており、シャープな印象へと昇華されている。

 

当時の雰囲気と走行性能を兼ね備えている

純正のガソリンタンクは、塗り重ねたペイントを剥ぎ落としたかのようなエイジング加工がほどされており、よりマシンの渋さを強調すると同時に、ビンテージ感の凄みを存分に醸し出すことに成功している。

当時の雰囲気を引き出しながらも、しっかりとした作り込みと走行性能で、十分に楽しむことのできる、ビンテージ・カスタム・ハーレーである。

 

AGEHA WORKS

宮崎県宮崎市桜町3-5

TEL:0985-71-2480

http://ameblo.jp/agehaworks

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