第一にバッグが付いている事。バガーの語源はバッグにある。
こういったバッグやらヤッコカウルがついたものは当初若者にあまり受けず、比較的年齢の高い層から支持を受けていた。そういったバイクを若者にも受け入れられるようにカスタムしたのが所謂、バガースタイルの始まりだ。
今回はそんなバガーカスタムにフォーカスし、インパクトのある5台選んだので紹介しよう。
フロントに装着された眩しく輝くビレットホイールは、パフォーマンスマシン製の23インチ。リアには18インチが装着されており、マンバ製のローダウンキットを介すことで全体のバランスが保たれている。
ハードライドをものとしないロードグライドカスタムの、パワフルで重厚感溢れるイメージを残しつつ、更なるパフォーマンスアップが計られた、まさにHOGGスタイルに仕上げられた一台。
WAVE
TEL : 0561-64-2666
グレー系とレッド系のツートンカラーで派手過ぎず落ち着いた雰囲気が漂うCVOロードグライドスペシャル。
9度レイクさせたフロントフォークにセットした26インチのフロントホイールや、シンプルでライトなRSD製のカスタムシートなどをセットし、スタイリッシュかつジェントルな雰囲気を醸し出している。アイアンパドックらしい、完成度の高い一台である。
IRON PADOCK
岐阜県羽島市下中町城屋敷29-1
TEL : 058-398-2299
URL : http://www.iron-paddock.jp
ボディーは全てオリジナルパーツを使い、ロードキングをロードグライド仕様にジェイエムバガーズがフルカスタムした一台。
フロントからリアに向かい流れるような滑らかなラインが妖艶さを醸し出し、全体をブラックアウトすることで統一感とダーティな存在感を放っている。リアのエアサスペンションによって生まれるロワード具合も注目のポイントだ。
JM BAGGERS
福岡県久留米市東合川新町11-20
TEL : 0942-45-6424
URL : http://jmmb.jp/
福岡県朝倉郡にショップを構えるガレージ・アイが2011年式のロードグライドカスタムをベースに製作した、迫力満点のバガー。フェアリングは純正を生かしつつ、アレンネスのガソリンタンクエクステンションや、BAD.DADのリアフェンダー(ゴーストテール加工)とサドルバッグ(ワンオフテールランプ埋め込み)といったが外装パーツでモディファイ。ペイントは北九州のFFFの手によりホワイトパールのボディーにリアルフレイムスが施され、眩しいくらいのヴィジュアルを生み出している。
GARAGE I
福岡県朝倉郡筑前町朝日627-2
TEL : 092-555-3509
URL : http://www.garage-i.net/
バガーというジャンルの牽引役としての活躍ぶりに注目が集まる岐阜のアイアンパドック。こちらで紹介するハーレー「FLTR」も、フロントホイールの大径化によるインパクトある車体フォルムや、グラマラスで流れるようなスタイリング、グラフィックを積極的に採用したカラーリングなどが三位一体となり、圧倒的な存在感を放っている。
IRON PADDOCK
岐阜県羽島市下中町城屋敷29-1
TEL : 058-398-2299
URL : http://www.iron-paddock.jp
如何だったろうか、バガーカスタムは見た目どうり高級バイクをさらにお金をかけてカスタムしているマシン。憧れる人は多くともなかなか手の届くものではない。その反面、手に入れた暁には人々の羨望を欲しいままにできるぞ。