映画『トロン』と言っても40代以上でなければ、反応できないかもしれない。1982年に製作されたアメリカのSF映画で、世界で初めて全面的にコンピューターグラフィックスを導入した映画として知られている。
その、映画『トロン』の続編にあたる『トロン・レガシー』に登場する近未来バイク「Light Cycle」を、ほとんどそのまま再現した動画があったので紹介しよう。
実際に公道を走る事も可能だ
このバイクは、地球上で最もクレイジーなカスタムバイクの製作に取り組んでいるParker Brothers Choppers社が製作したもので、何とこの形状でありながら、実際に公道を走る事が可能だという。
Suzuki 「TLR1000」のVツインエンジンを搭載
驚くべきことに、このバイクに搭載されているエンジンは、Suzuki 「TLR1000」のVツインエンジンだ。32インチのハブレス・ホイールにも注目したい。また、有機エレクトロルミネッセンス(OLED)が装備され、映画さながらの発行シーンを再現してくれる。
電動バイクのほうがそれっぽいかも
また、Evolve Motorcycles社は、Parker Brothers Choppers社のフレームをベースに、電動バイク「Xenon」を製作、販売しているという。最高時速は160kmで、バッテリーが2倍のモデルとの2種類がある。肝腎の価格だが5万5,000ドル…日本円にして約620万円となっている。バイクの値段はそれこそピンキリだが、ここまで個性的なバイクの値段としては、アリかもしれない。
それでは動画で実際に動いている「Light Cycle」の勇姿をご覧頂こう。
いかがだったろう? ライダーの衣装さえ合わせれば、まさに映画そのものといった印象だ。ハブレスホイールのインパクトが、なかなかどうして堪らない。
参考 – Youtube : Tron Light Bike ( Lithium Powered )、Tron -light Bike
画像 – greencardesign.com